・キーワード選定ってなに?
・キーワード選定って大事と聞いたけど何から始めたら良いの?
そんな初心者ブロガーさん向けに、簡単にできるキーワード選定の方法をご紹介します。
今から紹介する方法は初心者でもすぐに実践できて無料ツールだけでできる方法となります。
5分で読み終わったあとには「キーワード選定」の基本が身に付くこと間違いなしです。
初心者におすすめの稼ぎやすいブログの案件も参考にしてください。
>>ブログで主婦が稼ぐ方法とは?まずは1000円稼げる初心者向け案件を5つ紹介
「キーワード選定」ってなに?
キーワード選定とは簡単に言うと「読まれやすい記事」にすること。
読まれやすい記事ってどういうこと?
例えば「30歳のスキンケア」について調べたい場合、Google検索でどんな言葉で検索しますか?
- 30歳 スキンケア
- 30代 スキンケアおすすめ
- 30代 スキンケア
- 敏感肌 30代 スキンケア
人によってバラバラです。
悩んでいる人がどんな言葉で検索するのか、を知ること。
それがキーワード選定です。
キーワード選定が必要な理由
キーワード選定がなんでこんなに大事って言われるのか。
その理由は3つです。
- ブログに人を集めるため
- 困っている人に適切に情報を届けるため
- 上位表示できないキーワードを避けるため
それぞれ説明していきます。
1.ブログに人を集めるため
そもそもブログに人が来ないとブログを読んでもらえません。
ブログの目的が「集客」の場合も「稼ぐ」場合でも人に読んでもらえないとただの書き損になってしまいます。
キーワードを選ぶことでどのくらいの人数がブログに来てくれるかを知ることができます。
本当に届けたい人が集まるブログを作ることができます。
ブログの集客方法がSNSのときは、キーワード選定は不要です!でもせっかく記事を作るならグーグル検索での集客も意識するのもおすすめです♪
2.困っている人に適切に情報を届けるため
いくら、とても有益な情報がたっぷり書かれた記事だとしても困っている人に届かなければ意味がありません。
例えばニキビについてのスキンケアについて書いた記事なのにキーワード選定をしていないと、ニキビに全く困ってない人に届いてしまう場合も。
キーワード選定をすることで困っている人に記事が読まれやすくなり、記事が誰かの役に立って、初めて商品を買ってもらえます。
3.上位表示できないキーワードを避けるため
キーワード選定が必要な理由3つ目は「上位表示できないキーワードを避けるため」です。
どういうことかというと、
ブログは検索したときに上位表示されないと、アクセスされる可能性が低いです。
実際にほとんどの人は検索結果の10位までしか見ませんし、上から3番目にほとんどの人が集まるとデータも出ています。
実際に調べられたデータです。
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |
数字を見ると「上位表示されるキーワード」を選ぶことが大事なことがわかります。
例えば調べている人が1万人以上のキーワードは、1〜10位が大手企業やお医者さん、専門家が書いた記事が多いです。
どんなに良い記事でも、大手に勝つことはなかなか難しいのが現実です。
個人ブログの場合は、競合が個人ブログのキーワードで戦うのがおすすめ。
「上位表示される勝てるワード」を選ぶためにもキーワード選定は必要です。
キーワードの種類を覚えよう
キーワード選定のやり方を説明する前にもう1つ。
キーワードの種類について説明します!
キーワードには大きく分けて3つの種類があります。
- ビッグキーワード
- ミドルキーワード
- ロングテールキーワード
ビッグキーワードは、1語だけで作られるキーワード。
「スキンケア」がビッグキーワードです。
ミドルキーワードは2語のキーワード。
「スキンケア 30代」「スキンケア 乾燥肌」がミドルキーワードです。
最後のロングテールキーワードは3語以上のキーワードのこと。
「スキンケア 敏感肌 乳液」がロングテールです。
しっぽみたいに長くワードが続くからロングテールと呼ばれてるよ♪
ビッグワードの方が検索ボリュームは高いけど、競合も強い。
ロングテールになればなるほど検索ボリュームは低いけど競合も弱いです。
ただロングテールの方が、本当に困っている人に届きやすいため、成約率も高いと言われてます。
なので、個人ブログでは勝ちやすい「ロングテールキーワード」で戦う人が多いです。
最初のうちはロングテールを狙うのがおすすめ♪
キーワード選定のやり方
それでは早速キーワード選定のやり方を紹介します。
もっと細かいやり方もありますが、初心者の方はまずこの方法でOKです♪
- メインワードを決める
- 関連キーワードを確認する
- Googleキーワードプランナーで調査
- キーワードの競合調査
1つずつ画像付きで解説します。
ステップ1.メインワードを決める
メインワードとは記事の大きなテーマのようなものです。
例えばこの記事は「キーワード選定」について書いています。
なのでメインワードは「キーワード選定」です。
ブログの始め方について書くなら「ブログ始め方」がメインワードです。
この記事は何についての記事なの?と言われたら答えるワードが記事のメインワードになります。
では「スキンケア」を例にして進めていきましょう!
ステップ2.関連キーワードを確認する
次に関連ワードを確認していきます。
関連ワードの確認もとても簡単ですので安心してください。
まずGoogleにメインワード「スキンケア」と入れて検索します。
すると下に表示されるのが関連ワードです。(難しい言い方でサジェストとも言います。覚えなくても大丈夫です)
基本的に関連ワードには「よく検索されているキーワード」しか出てきません。
なので、ブログ初心者の人はここから選んでおしまいでもOKです。
元々「30代のスキンケア」についての記事を書きたかったのでここから選ぶと
- スキンケア おすすめ
- スキンケア 30代
- スキンケア 順番
- スキンケア 韓国
- スキンケア 化粧品
で関連した記事が書けそうです♪
ただ、注意点として
関連キーワードに出てくるのは
検索している人の多いワード=上位表示が難しいキーワードです。
SNS集客の場合、意識するのはここまでで大丈夫です。
ただSEOで集客したいと言う人は次に進みましょう。
Googleキーワードプランナーで調査
Googleの無料ツール「キーワードプランナー」使って、キーワードの検索数や上位表示の難しさをチェックしていきます。
キーワードプランナーの登録方法はこちらを参考にしてください(外部リンク)
キーワードプランナーに入ったらまずは、先ほどの関連キーワードのボリュームをチェックしてみましょう。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
▼先ほど関連キーワードでピックアップしたキーワードを入れ「開始する」をタップ。
そうすると、各キーワードの検索ボリュームなどが表示されます。
ここでチェックしたいのが下の3つです。
- 「月間平均検索ボリューム」
- 「競合性」
- 「ページ上部に掲載された広告」
個人ブログで狙いたいキーワードの目安は下記です。
・月間平均検索ボリューム→100-1000
・競合性→低い
・ページ上部に掲載された広告→30円以下(非表示だとさらに良い)
ただ、キーワードによっては難しい可能性もありますが(ステップ4で説明します)
まずはこの3つを目安にするのがおすすめです。
関連キーワードでピックアップしたキーワードはやはり、上位表示が難しそう
もっと穴場なキーワードを見つけていきましょう。
キーワードプランナーのトップページに戻ります。
▼「新しいキーワードを見つける」をクリック。
新しいキーワードを見つけるの検索バーにステップ1で決めたメインキーワードを入力し、結果を表示をクリック。
すると、スキンケアに関連したキーワードがずらっと出てきます。
この中から「100-1000」「競合性が低い」「広告が30円以下」を探します。
すると出てきました!
- スキンケア ワセリンだけ
- 乳液とクリーム
この2つのキーワードが良さそうです。
ステップ4.キーワードの競合調査
キーワードプランナーで見つけたキーワードの競合調査をしていきます。
※キーワードを調査するときはシークレットモードで調査するのがおすすめ。
シークレットモードは履歴が記録されないから、自分のデータが反映されずに検索することができます。
まずは「乳液とクリーム」を検索してみます。
大手メディアが並んでいて上位表示が難しそう、、
次に「スキンケア ワセリンだけ」を検索してみました。
こっちのキーワードだと、個人ブログが上位に掲載されてます。
勝てる可能性がありそう!
競合調査までした結果、「スキンケア ワセリンだけ」のキーワードで上位が狙えそうなことがわかりました!
これがキーワード選定の基本の流れです。
ただ注意事項として、自分のブログのジャンルや扱っているお悩みと大きく外れたキーワードは選ばないことが大事です。
大きなずれがないならブログの集客につながるのでどんどん取り入れてくのがおすすめ。
「スキンケア ワセリンだけ」で記事を書いて、そこからメインとなる収益ページへの内部リンクを貼って集客の導線にします。
キーワード選定するときの注意点
キーワード選定のやり方をご紹介しましたが、初心者の人にも覚えて欲しいキ注意事項を3つ紹介します。
①同じキーワードで複数記事を書くのは避ける
基本的にブログは1キーワードにつき1記事となります。
同じキーワードで何記事も作成するのはグーグルからのペナルティを受ける可能性も。
そしてキーワードでも何記事も作成するとGoogleから嫌われてしまう可能性があります。
たまにメリット・デメリットを別々の記事に書いている人もいますが、あまりおすすめはしません。
商品を買うか悩んでいる人はメリットだけではなく一緒にデメリットも知りたいはず。
悩んでいる人に対して必要な情報はなるべく同じ記事の中に、まとめてあげることがおすすめです。
②タイトルにキーワードを連発しない
タイトルの中にキーワードは1つだけ入れましょう。
例えば
30代のスキンケアにおすすめのアイテム。スキンケアに悩む30代は要チェック。
はNGです。
キーワードを強調しすぎていると、Googleからも嫌われる可能性も。
選定したキーワードは右寄せで1回のみ使いましょう。
30代のスキンケア入門。おすすめアイテムを比較解説
これは例ですが、わかりやすく読者の目を惹くタイトルがおすすめ。
③本文でもキーワードの乱用に注意
選定したキーワードを本文に含むことはSEOの基本ですが、やりすぎ注意です。
キーワードを連発しすぎて読みにくい文になったり、読者に言いたいことが伝わらなくなってしまうと「良質ではない記事」という悪い評価を受けてしまう可能性も。
まずは
- リード文の書き出し
- 見出し1
- 見出し内の書き出し
に入れることを意識してみましょう。
キーワード選定のよくある質問
ビッグキーワードは選ばない方が良い?
ビッグキーワードよりもロングテールキーワードの方が個人ブログにはおすすめではありますが
ビッグキーワードの記事も、作成することをおすすめします。
理由はビッグワードの記事はドメイン力アップの効果が期待できるからです。
ドメインパワーとはサイトの持つ力。強ければ強いほどGoogleにも認知されやすくなります。
正直、ビッグワードは上位表示することは難しいですが、検索数が多いからこそ50位以内でも流入がある可能性があります。
また、ビッグワードでも探せば狙い目のワードがあるケースも。
最初はロングテールやミドルワードの記事を作成し、ドメイン力の強化目的でビッグワードの記事を作るブロガーさんも多いです。
競合サイトが企業のキーワードは選ばない方が良い?
実はこれも、選んでもOKなケースもあります。
それは競合サイトの記事があまり良い記事ではない時です。
1~10位の記事がすべて企業で、1万文字以上。レビューもたっぷりある記事なら勝つことは難しいですが
キーワードによっては企業の記事が3000文字程度で中身も薄いケースも。
その場合は、個人ブログでもしっかり記事を作り込めば勝てる可能性もあります。
タイトルだけで判断せずに、1〜10位の記事をチェックすると、良いキーワードを選ぶことができます♪
キーワード選定が難しく感じます
キーワード選定が難しい。そこで挫折しそうな時。
そんな時はまずはステップ2の関連ワードを探すまででOKです。
実はこれも立派なキーワード選定。
記事を書く練習にもなりますし、後々ブログが成長したときにアクセスしてもらえる可能性もあります。
慣れてきたらリライトするのもおすすめです。
キーワード選定もまずは完璧を目指さなくてOK。
少しずつ慣れていきましょう♪
記事を作るときはキーワード選定を行うのがおすすめ
初心者向け、キーワード選定方法をご紹介しました!
無料ツールを使うことで誰でも簡単にキーワードを選ぶことができます。
現在SNS集客を頑張っている人にはキーワード選定は不要かもしれません。
でももしアカウント削除があった場合のためにもブログのキーワード選定は行っておくことがおすすめです。
ぜひこのブログをブックマークして何度も使ってもらえたら嬉しいです。
今後、中級者編も公開予定です♪
ブログの収益化しやすい案件も参考にしてください。